2023年10月末、SOUNDPEATSがまた新製品を発売した。その名もSOUNDPEATS Air4 Pro。こいつは俺が23年7月にレビューしたインナーイヤー型のSOUNDPEATS Air4と同じAirシリーズで、カナル型になったバージョン。
この間レビューしたばかりですぐ新作かよって感じではあるんだけど、SOUNDPEATSは23年だけで10製品発売しており製品開発のPDCAの回し方がマジで異次元の速さ。
それもそのはずSOUNDPEATSはガジェオタ界隈ではかなり有名で、アンダー1万円の価格帯でブイブイ言わせている勢いのあるメーカーなんだ。
そんなSOUNDPEATSの新作を見逃すワケにはいかないと思っていたところ、製品提供をしてくれることになったのでレビューしていく。なお俺のポリシーで貰い物であっても忖度はしない。
結論からいうと、ノイズキャンセリングの弱さとモード切り替えの不便さに不満はあるものの、実売7,000円なのにかなりオールマイティーに使える仕上がりなので、ワイヤレスイヤホンデビューやBGM再生用のサブイヤホンとしてはマジでおすすめできる。
- 迫力ありつつ聴き疲れしない弱ドンシャリ
- ノイズキャンセリング搭載
- マルチポイント切替が爆速
- うどん型特有の装着感の良さ
- 実売7,000円と安い
- ノイズキャンセリングの効きは普通
- ノイキャン切替でノーマルモードのスキップ不可
- ワイヤレス充電非対応
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SOUNDPEATS Air4 Proのスペック
SOUNDPEATS Air4 Proは実売8,000円と安いにもかかわらず、ANCやマルチポイントに対応したコスパがめちゃくちゃいい2023年10月発売のイヤホン。
ちなみに発売元のSOUNDPEATSは中国のガジェット都市である深圳のメーカーで、アンダー1万円の価格帯で間違いなく今イチバン勢いのあるイヤホンメーカーなんだ。2023年だけでなんと10商品発売している。
ついこの間インナーイヤー型のSOUNDPEATS Air4をレビューしたばかりで、すぐにAir4 Proをレビューすることになるとは思わなかった。
というわけで、新作Air4 Proの性能がどんなもんかまずはスペックを見ていく。なお、比較対象には同じAirシリーズでインナーイヤー型のAir4とカナル型でスペックの近い22年12月発売のCapsule3 Proを用意した。
商品名 | SOUNDPEATS Air4 Pro | SOUNDPEATS Air4 | SOUNDPEATS Capsule3 Pro |
カラー | ●ブラック ●ホワイト ●ベージュ | ●マットブラック ●マットホワイト | ●ブラック ●ホワイト ●クリアブラック ●クリアホワイト |
タイプ | カナル型 | インナーイヤー型 | カナル型 |
ドライバー | ダイナミック型×1 (13mm径) | ダイナミック型×1 (13mm径) | ダイナミック型×1 (12mm径) |
音の傾向 | ドンシャリ (高音・低音重視) | かまぼこ (中音重視) | ドンシャリ (高音・低音重視) |
ケースサイズ (縦×横×厚み) | 48mm x 64mm x 24mm | 58mm × 54mm × 24mm | 50mm x 67mm x 26mm |
バッテリー (ノイキャンON) | 6.5時間 (イヤホン本体) 26時間 (ケース込み) | 6.5時間 (イヤホン本体) 26時間 (ケース込み) | 8時間 (イヤホン本体) 52時間 (ケース込み) |
重量 | イヤホン片耳:3.0g ケース込み:36g | イヤホン片耳:4.0g ケース込み:38g | イヤホン片耳:4.7g ケース込み:42g |
ノイズキャンセリング | あり | あり | あり |
外音取り込み | あり | なしだが構造上自然に入る | あり |
マルチポイント | あり | あり | なし |
装着検知 | あり | なし | なし |
ワイヤレス充電 | なし | なし | なし |
防水 | IPX4 (生活防水) | IPX4 (生活防水) | IPX4 (生活防水) |
低遅延モード | あり | あり | あり |
対応コーデック | aptX Lossless / SBC / AAC | aptX Lossless / SBC / AAC | LDAC / SBC / AAC |
特色 | ・オールジャンルいける優等生サウンド ・マルチポイントの精度・切替速度が最高 ・安い | ・ノイキャン付き ・マルチポイントの精度・切替速度が最高 ・安い | ・安い ・低音強くて楽しい |
amazonの星 (小数点は二捨三入) | (4.3 / 5) | (4.2/ 5) | (4.2 / 5) |
定価(税込) | 9,480円 | 8,980円 | 8,580円 |
販売サイト |
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カナル型のSOUNDPEATS Air4 Proとインナーイヤー型のAir4は、スペックこそ似ているもののそもそもの方式が全然違うので、音楽視聴を重視したいならAir4 Proだし、外音が入ってきてもいいから装着感を重視したいならAir4を選ぶのがいい。
問題はCapsule3 Proとの比較。同じカナル型で見た目もほぼ同じなのでパッと見どう違うのかがわからない。
が、比較表を見ると大きく違うのは以下の3点。
- Air4 Proはマルチポイントと装着検知に対応している
- Air4 Proの方がイヤホン本体/ケースともに小型軽量
- Capsule3 Proの方がバッテリー持ちがいい
どちらも一長一短あるので普段の使い方次第だけど、スマホ+PCやスマホ2台持ちのように複数デバイス使う人はマルチポイント対応のAir4 Pro一択。
一方でとにかくバッテリー持ちを気にする人ならCapsule3 Proの方がストレスなく使える。正直、音質はさほど大差ない。
というわけでこの先は、SOUNDPEATS Air4 Proの見た目や実際の使用感をレビューしていく。
SOUNDPEATS Air4 Proの外観
まずはSOUNDPEATS Air4 Proの外観を見ていく。SOUNDPEATSのイヤホンはこれで5台目だけど、いつもどおりイヤホン本体をパッケージに印刷したデザイン。それでいてシンプル・スタイリッシュでSOUNDPEATSの箱は個人的に好き。
内容物はこんな感じ。本体とケース、イヤーピース、USB-Cケーブル、説明書と過不足なし。
これがケース正面。Airシリーズなだけあって、あとで比較で出すSOUNDPEATS Capsule3 Proよりもコンパクトなケースになっているのが嬉しい。
ケース裏側にはお馴染みのSOUNDPEATSロゴがあしらわれている。
ケースがはこんな感じ。めちゃくちゃ醜いんだけど底面のUSB-C端子の右側には、ペアリング用のボタンがある。
ケース裏面のSOUNDPEATSロゴはお馴染みと言ったんだけど、Air4 Pronお右側面にはメタル調のプレートが埋め込まれており高級感アップ。肉眼ギリ読めるくらいの繊細な刻印で「Hear Your Imagination」と書かれている。
ちなみにこれは2023年春にクラファンで華々しいデビュー飾ったフラッグシップ機、SOUNDPEATS Opera 05から使われ始めたキャッチコピー。
フタを開けるとケースの縁ギリギリまでイヤホン本体が入っている。おかげでケースが小型でありがたい。
イヤホンを取り出した後のケースはこんな感じ。SOUNDPEATSは伝統的にイヤホンの露出面積が狭いためにケースから取り出しにくかったんだけど、Air4 Proは取り出しやすさが改善されているのも良い。
今更なんだけどケースはちょっとラメっぽいキラキラが入っていて、手触りはサラサラしている。マット加工と違ってキズが目立ちにくい。
イヤホン本体はマット加工に仕上げられていてとてもシンプル。SOUNDPEATSの「S」マークの部分をタップすることで操作ができる。うどん部分をつまんでの操作はできない。
こちらはイヤホンの耳に当たる面。耳に当たる面はツルツル仕上げになっており耳と密着してホールド感がある……かも。個人的にはサラサラ仕上げの方が付け心地がいい気がして好き。
イヤーピースにもステム部分にも耳垢フィルターがついていないので、耳垢放置マンは注意が必要。
手持ちのサイズ感はこんな感じ。伝わりにくいだろうけど、ケースもイヤホン本体もコンパクトで携帯性はかなり高い。
というわけで他機種との比較は以下。比較には、ほとんどの人がサイズ感を知っているAirPods Proとスペック比較で引き合いに出したSOUNDPEATS Air4とCapsule3 Proを用意した。
ワイヤレスイヤホン界で最小クラスのAirPods Proと比べると流石に一回り大きいサイズ感だけど、それでも業界全体で見たらかなり小さい部類。
SOUNDPEATS Air4 Proを持って携帯性で不満が出ることはまぁない。
ちなみにケースが小さめだったAir4と比較しても若干薄いし、Capsule3 Proと比べると一回り小さい。このボディサイズはそれだけで魅力的。
この小さいボディに秘められた魅力については、この先で詳しく解説していく。
SOUNDPEATS Air4 Proのメリット
SOUNDPEATS製品はとにかくコスパに優れているのが特徴なんだけど、もちろんSOUNDPEATS Air4 Proもそれを受け継いでいる。
実売7,000円というお値段に詰め込まれた強みは以下。
音質的に使いやすいこともさることながら、装着感やマルチポイントの快適さがマジで素晴らしい。このレベルのイヤホンが7,000円台で買えることに感謝しつつ、それぞれの良さを語っていく。
迫力もありつつ、聴き疲れしない弱ドンシャリが心地いい【音質評価あり】
1万円以下のイヤホンは音質一本槍で戦えるほどの音質追求をするのは、パーツ予算・研究予算的に不可能。なのでどのメーカーも既製部品を積めば完結するワイヤレス充電などに対応して、セールスポイントを増やそうとするんだ。
その結果「機能性だけ異常に高い音質の悪いゴミ」が1万円以下のイヤホン市場で量産されまくっている。
だけどSOUNDPEATS Air4 Proはノイズキャンセリングやマルチポイントなどの便利機能にしっかり対応しつつも、13mmドライバーを採用して音質も担保している。
そんなSOUNDPEATS Air4 Proの具体的な音質は以下のとおり。
SOUNDPEATS Air4 Proの音質評価
総評:弱ドンシャリといった音作りで、EDM・ロックなどの低音重視の曲からポップ・ボーカル曲まで幅広く対応できるオールマイティー機。イコライザ設定も可能なので、95%の人はこれで十分満足できる音にできる。
得意ジャンル
- どんなジャンルでも得意・不得意なく対応できる
SOUNDPEATS Air4 Proの音質はこんな感じ。とにかく低音が好きとか、異常にクラシックが好きで一つ一つの楽器の分離感を楽しみたいとかいうタイプにはおすすめできないけど、オールマイティーなのが強み。
良くも悪くも特徴がなく、スマブラでいうマリオみたいなイヤホン。
俺自身は低音大好きマンな節があるんだけど、Air4 Proは仕事・作業中のBGM再生イヤホンとしてめちゃくちゃ優秀なのでかなり気に入っている。
視聴ジャンルの幅が広い人、自分の好みがあまりわからない人、BGM再生機がほしい人にオススメしたい音質だった。
ノイズキャンセリング・マルチポイントの2大便利機能を搭載
一昔前なら高級イヤホンにしかついてなかったノイズキャンセリングも一般化し、デメリットでも触れるが少し物足りない性能ながらも当然SOUNDPEATS Air4 Proもノイキャンは搭載している。
それに付け加えて、Capsule3 Proでは対応していなかったマルチポイント接続に対応したのがめちゃくちゃ進化ポイント。
マルチポイントを知らない人に解説すると以下のとおり。
マルチポイントとは2台のデバイスに「同時接続」できる機能。
デバイスAと接続中にデバイスBで音楽再生したい時は、デバイスBの再生ボタンを押すと接続先が自動で変わる。つまり接続先を手動で切り替える一手間がなくなる。
また、デバイスAで音楽再生中に、デバイスBに着信があった場合もデバイスBに接続先が自動で変わる。
スマホ1台でしか使わない人には関係ないけど、スマホ+パソコンとかスマホ2台持ちする人にとって、マルチポイントは必須の機能。実際、俺は以下のような場面でシームレスの良さを実感している。
- パソコンで音楽を聴きながら作業中に、スマホにきた電話をそのまま取る
- スマホで音楽を聴きながら通勤し、会社についたらそのままパソコンでオンライン朝礼
- パソコンで音楽を聴きながら仕事をして、昼休みになったらスマホでYouTube再生
こう見るとちょっとしたことだけど、日常の動作だからこそシームレスになったときのストレスのなさがデカい。もはや一度マルチポイントに慣れると、接続先をいちいち切り替えをするとか考えられないレベル。
しかもSOUNDPEATS Air4 Proのマルチポイントは、前にレビューしたAir4のビビるレベルの爆速切り替えをしっかり継承しているのがポイント高い。
もし複数デバイスを使ってるなら絶対にマルチポイント付きのイヤホンにした方がいい。少なくとも俺はもうマルチポイントのないイヤホンは選べない身体になってしまった。
やっぱり装着感はうどん型がイチバン
SOUNDPEATS Air4 Proはイヤホンの分類としてはカナル型で、形状はAirPods Proと同じ耳からハミ出る通称「うどん」と呼ばれるステムがついている。
AirPodsが発売された当時は、うどんダサい派 VS うどんダサくない派の間で激しいな論争が交わされたが、俺的にはうどん形状はワイヤレスイヤホンの一つの到達点だと思っている。
というのも見た目はともかく「プロダクトとしての使いやすさ」で見ればうどんは超合理的。
まず、ステムが伸びている分イヤホンをつまみやすく装着がしやすい。その上、耳から伸びたステム部分にバッテリーやマイクを逃すことができるのでハウジング部分が小さく耳への収まりがいい……といってもイマイチ分かりにくいだろうから以下の画像を見てほしい。
これはSONYのフラッグシップイヤホンWF-1000XM4の装着画像。このようにステムがないタイプだと、耳から見えるハウジングに全てを集約しなくてはならないためボディが大きくなりがち。その結果、耳穴周辺に干渉して装着感が悪くなりやすい。
対してSOUNDPEATS Air4 Proはこんな感じ。うどん部分にパーツを逃がせるおかげでハウジングがだいぶスッキリしていて収まりがいい。あと改めてだけどステムが伸びている分普段の装着はしやすい。
発表当初が「ダセェ」「うどんかよ」とボロクソに叩かれながらも、あのApple採用した形状なだけはある。
ただSOUNDPEATS Air4 Proはうどん部をつまんで曲飛ばしができず、イヤホン側面のタッチ操作オンリーになのが残念。
タッチ操作に比べるとつまみ操作は圧倒的に使いやすいので、SOUNDPEATS Air5 Proでの進化に期待したい。頑張れSOUNDPEATS。
この性能で実売約7,000円とお安い
SOUNDPEATS Air4 Proは小型で装着感・携帯性もよく、めちゃくちゃレスポンスのいいマルチポイントやノイズキャンセリング、装着検知にも対応している。というか2023年末時点のワイヤレスイヤホンの機能で、対応していないのはワイヤレス充電くらいなレベル。
となると気になるのがお値段だけど、SOUNDPEATS Air4 Proの価格は定価8,480円、実売なら約7,000円と安い。
ワイヤレスイヤホン業界は機能向上に連動して相場自体が上がっているだけでなく、為替レートの問題もありとにかくインフレがやばい。
ミドルクラスは2万円台、ハイエンドは4万円とかもはや当たり前で、低価格帯も定価9,800円でギリギリ1万円に抑えてくることも珍しくない。
そんな中で実売約7,000円をキープしているSOUNDPEATSにはただただ感謝。今後もこの価格を維持して、イヤホンインフレに歯止めをかけ続けてほしい。
SOUNDPEATS Air4 Proのデメリット
SOUNDPEATS Air4 Proの総合的な完成度は高いと思うんだけど、使い込んでみるともうちょっと頑張ってほしかった所もある。
そんな改善してほしいところは以下。
1万円以下のイヤホンの中でもそこそこいい音質、かつ、トップクラスに使いやすい形状なだけに、これらのデメリットがなければ覇権を握っていたかもしれないと思った。
そんなデメリットの詳細を解説していく。
ノイズキャンセリングの効きは普通
SOUNDPEATS Air4 Proのノイズキャンセリングは-45dbを謳ってはいるんだけど、ぶっちゃけ普通。強くもなく弱くもなく。点数でいうと70点くらい。
ノイキャンが効きやすいとされる電車の走行音みたいな低音ノイズは流石にカットされていたけど、カフェの話し声や電車のアナウンスはわりと聞こえてくるレベルで、正直物足りない。
物足りなさに拍車をかけるのが、2022年12月に発売されたSOUNDPEATS Capsule3 Proとノイキャン性能の違いを感じられなかったことも大きい。
ポジティブに捉えれば、Air4 Proになることで同じ性能を一回り小さいボディで実現したとも取れるんだけど「なんだこんなもんか」感が先行してしまった。
ユーザーの期待を常に上回り続けるのは大変だろうがSOUNDPEATSには今後とも頑張ってほしい。
ノイズキャンセリング切替えでノーマルモードのスキップ不可
SOUNDPEATS Air4 Proのアプリは基本的には使いやすいんだけど、ノイズキャンセリングモードの切り替えだけはマジで不満。
ちょっと文章で説明するのが難しいので、以下のモード切り替え順の図を見てほしい。
SOUNDPEATS Air4 Proには①外音取込み(ヒアスルー)、②ノーマル、③ノイズキャンセルの3つのモードがあって、初期設定では左イヤホンのタッチを長押しすることで順番にモードが切り替わっていく。
ここで邪魔になるのが②ノーマルモード。ノイキャンイヤホンを使っている人のほとんどが常時ノイキャンONで、電車のアナウンスなど聞きたいことがあれば外音取込みモードにして、ノーマルモードは使わない人が多いと思う。
そういった便利な使い方ができるように、ノーマルモードをスキップする設定がアプリ側で用意されていることもあるんだけど、残念ながらSOUNDPEATSアプリにはない。
外音取り込みを積極的に使う人にとっては、モード切り替えのたびにムダな長押し1.5秒×2回が発生しストレスが溜まるので注意が必要。これはソフトウェアで解決できる話なのでSOUNDPEATSにはぜひアップデートで対応してほしい。
ワイヤレス充電に非対応なのでケーブルが必須
俺は家と職場それぞれにワイヤレス充電器を用意して、イヤホンやスマホは置くだけで充電ができる環境を整えている。そういった環境を整備すれば、デバイスを決まった位置に置くだけで持ち出す時はいつもフル充電で使えてとにかく便利。
なんだけどSOUNDPEATS Air4 Proはワイヤレス充電に対応していないので、USB-Cケーブルを毎回刺して充電する必要がある。
SOUNDPEATSがワイヤレス充電に対応していないのは毎度のことだけど、同じ価格帯で販売されているEarFun Free Pro 3がマルチポイント・ワイヤレス充電対応を考えるとAir4 Proも頑張ってほしかったと思ってしまう。
しかも最近のAndroidスマホだと「バッテリーシェア」とか「リバース充電」とか言われる機能で、スマホ背面にイヤホンをおくだけで充電ができるのが広まりつつあるのでワイヤレス充電需要は高まりつつあるので、ぜひ後継機種では対応してほしい。
まとめ:実売7,000円で万人にオススメできる汎用性の高さ
ここまでSOUNDPEATS Air4 Proのメリット・デメリットを見てきた。改めてまとめると以下のとおり。
SOUNDPEATS Air4 Proはノイズキャンセリングの効きはSOUNDPEATS Capsule3 Proから進化していなかったり、相変わらずワイヤレス充電に対応していないなどデメリットもある。でも、Airシリーズらしく本体・ボディは小型化、爆速切り替えのマルチポイント搭載で使いやすさはパワーアップ。
しかも音はオールジャンルいける弱ドンシャリで、スマブラでいうマリオ的なめちゃくちゃ汎用性が高い。
そして極め付けが実売7,000円代という安さ。マジで万人が使いやすいイヤホンに仕上がっている。
ワイヤレスイヤホンデビュー・自分好みの音がわからない人はもちろん、すでにワイヤレスイヤホンを持っている人の作業用BGM再生用のサブ機としてぜひオススメしたい。
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